第20回日本情報オリンピックに参加される皆さん。
NTTデータ 技術革新統括本部の冨安です。
私たちNTTデータは、およそ半世紀前からクレジットカード決済の基盤や、銀行と銀行の取引を支えるシステム、行政の手続きや防災に関するものなど、社会を支える数多くの情報システムを作り、提供し続けるとともに、常に最先端の技術を追い求めてきました。
私たちは、情報技術(IT)で新しいしくみや価値を創造し、調和のとれた社会の実現に貢献する、ことをモットーとしています。情報技術は目に見えない「しくみ」ですが、それによって、誰かを便利にする、豊かにする、「価値」が生まれます。その価値を生み続けることで、より社会を豊かにすることにつながっていきます。
いま、SDGsとよばれる環境や貧困をはじめとする人類が解決すべき社会課題が定められ、企業も含めて皆が解決に向けて取り組んでいます。この解決には、情報技術が大いに力を発揮すると期待されています。当然、情報技術のエンジニアが果たすべき役割も広がっていくでしょう。
最先端の知識・技術を学び続け、高度な発想力とプログラミング技術で社会を解決していく。
こうした人財が増えることが今後の社会課題の解決に不可欠です。
情報オリンピックに参加される皆さんが、競技を通じて切磋琢磨しあい、そしてより社会に必要とされる人財に成長されることを期待しています。
第20回日本情報オリンピックに参加される皆さん。
株式会社ミスターフュージョン・プロスタキッズ本部の角田です。
弊社はビジョンとして「すべての人に創るチカラを。」を掲げ、身近なプログラミングという領域で、1人でも多くの子ども達に自分の将来を切り開くことができる「創るチカラ」を授けたい。そんな思いから弊社代表取締役社長石嶋よりプロスタキッズを設立しました。
答えを自ら導く方法をプログラミングを通じて教えています。
世界を変える子どもたちがもっともっと増えるようプロスタキッズは、日本で一番のプログラミング教室を目指し「創るチカラ」を授けていきます。
情報オリンピックにご参加される皆さんも科学を通して、答えを自ら導き、何度も何度も繰り返し創造体験を行い、新しい未来が創造されることを期待しています。
第20回日本情報オリンピックに参加される皆さん。
富士通株式会社 総務・人事本部の小山です。
富士通は、イノベーションによって社会に信頼をもたらし 世界をより持続可能にしていくことをパーパス(存在意義)とし、長年にわたりテクノロジーを通じた価値を提供してきました。
いま私たちは、新型コロナウイルスの感染拡大、気候変動による自然災害、それらに起因する貧困格差の拡大など、様々な社会課題に直面しています。
そして、これらの困難な課題解決に情報技術、科学技術への期待がより一層高まっています。
情報技術は私たちの暮らしを大きく変革する力がある一方、使い方によってマイナスの影響を及ぼすリスクもあります。
その情報技術を何のために使うのかが問われています。
理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピューター富岳は、処理性能のみならず、ユーザの利便性や使い勝手、電力性能を追求し、社会課題の解決に役立つ成果を生み出すことを目指しました。
すでに新型コロナウィルス対策の研究に活用されており、今後は新薬の開発や防災への応用も期待されています。
情報オリンピックに参加される皆さんが、この機会を通じて持てる力を競い合い、より高度なスキルを磨くとともに、そのスキルを活用して、これからの社会を豊かな方向に導く人財となっていただくことを期待します。
第20回日本情報オリンピックに参加されるみなさん。
IDホールディングス取締役社長の舩越です。
私たちIDグループは、する未来創りのため、情報サービスの提供を通じて社会課題の解決に取り組み、持続的な成長と社会的価値の創造を目指しています。
IDグループが手掛けるITサービスの付加価値の源泉は「優秀な人財」です。当社グループはお客さまに最良のサービスを提供するため、技術力と人間力の双方に優れた人財の育成を最優先課題とし、自律的に考え、お客さまとともに未知の課題を解決するプロフェッショナルとして成長してまいりました。
2020年は今までの生活様式から世界が大きく変わり、各自が覚醒することにより、変化に対応することが求められた年でした。
私たちは「攻めこそ最大の防御」と考え、2020年をNew normalな時代への基盤づくりとし、実行した数々の施策が、withコロナの2021年、新時代への布石となると信じております。
IDグループは、これからも将来の成長に向けた取組みを進めて参ります。
情報オリンピックにご参加される皆さんが、この機会を通じて挑戦することの大切さを学び、する未来創りのために、欠かせない人財となることを期待しています。
第20回日本情報オリンピックに参加される皆さん。
株式会社博報堂 執行役員テクノロジーR&Dセンター研究開発局長の青木 雅人です。
私たち博報堂は、「クリエイティビティで、この社会に別解を。」を掲げております。
テクノロジーの進化によって、ヒト・モノ・企業・社会がつながり、生活の新たなインターフェースが創り出されています。
また、コロナ禍により、これまでにない体験やサービスの可能性がひろがり、社会の仕組みと市場が加速度的に変化してきています。
このような劇的な変化の時代においては、論理的、常識的に考えてたどり着く正解だけでは突破できない局面が増えてきています。
博報堂は、データアナリティクスの専門組織・専門家を擁して、最先端のデータドリブンマーケティングを推進するほか、AIやAR/VR等を活用した応用研究にまで踏み込み、次世代の広告、コミュニケーションのあり方までを研究開発しています。
そこで必要なのは、蓄積された膨大なビッグデータを読み解くだけではなく、多様な知識や幅広い経験に基づく発想力、クリエイティビティです。
データ、情報、テクノロジーによって得られたナレッジ、ソリューション、プラットフォームなどを、博報堂がもっている、映像、プロモーション、ビジネスプロデュース、建築、メディアアート、プロダクト、サービスデザイン、映画、アニメ、イベント…など実に多様なジャンルのクリエイティビティと掛け合わせた”解”「別解」を創り、変化の時代を突破していくのです。
博報堂はひとりひとりの個性を磨くだけでなく、粒違いな人材が集まり、ぶつかりあうことで、常識を打ち破る「別解」を提示していく会社です。
情報オリンピックに参加される皆さんが、競技という機会を通じて技術だけでなく、新しい”解”「別解」に向け、チャレンジし、発想力を磨き上げ、これからの社会の中で粒違いな人材になっていくことを期待します。